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講師を最大限に活用できる環境

通い始めてから、もし、お互いの距離が縮まらぬまま授業が終わってしまったなら、つまり、自分にとって「悪い講師」に遭遇してしまったなら、どうすればよいでしょうか。ころころと。取っている授業を変えたりするのは、賢明ではありません。同じ過ちを何度も繰り返す可能性があるからです。また、「講師が合わない」といった受験生の多くは、前向きな努力を怠っているばあいも多く、結果的に浪人を重ねてしまうことが多いようです。まず、講師との距離を感じたなら、その距離を修正すればよいのです。「わからない」生徒がいることを、講師にも伝えれば、その人のためにもなります。質問に行くなりして、説明を求め、距離を埋めてもらえばよいのです。そうすれば、「悪い講師」は、徐々に「良い講師」に変身していきます。予備校界に名を馳せた、または、いま活躍中の「超人気講師」たちも、しつけみんなこうして成長してきたのです。そこで、こうした「距離を埋めるシステム」が、予備校・塾に存在するかどうかが、選ぶうえでのポイントとなります。その場で、講師に直接質問できるのが、もっとも理想的でしょう。そうでなければ、次回以降、ふたたび距離が生まれてしまいますし、講師自体も距離に気づきません。講師を最大限に活用できる環境は、新しい予備校・塾の第一条件です。

合格率を調べておく

質問コーナーが設けられていて、いつでも疑問点を解決できるようなところは、安心して通わせることができる。入会の時には、きちんとした年間カリキュラムがたててあるかどうか、子どもの成長のことを考えた授業システムが導入されているかどうかを確かめるべきである。また、大手塾の強みは受験資料が豊富なことであるから、それらの資料を入会の際に見せてもらって説明を受けるのも、一つの方法である。なお、合格者数の多いところが良い塾だと考える方もいるが、絶対数ではなく、合格率に注意を向けたい。(合格率)=(合格者数)÷(全在籍受験者数)で求められるから、可能なら入塾の時に合格者名簿を見せてもらって、合格率を調べておくことも大切である。

読書通じ疑似体験方向性見いだす

予備校はあくまでも入試を突破できる学力を養うところ。夢や希望を持つ、持てないのは生徒個人の問題ですが、むげに突き放すわけにもいきません。一番の原因は、夢や希望を抱かせる手本やモデルになるものが見いだせないからです。その場合は、「まず、読書を勧めなさい」と、私は答えます。シュバイツァー博士の伝記に触れ、無医村の医師を目指し、受験勉強に励んだ人も少なくありません。読書を通じて知識や情報を吸収し、疑似感動体験を重ねていけば、志望の方向性も見いだせるし、回り道のようですが、読書は同時に活字の読解力も培い、受験勉強には一石二鳥です。自らを切磋琢磨する受験勉強は、将来の自己形成の基盤になるとともに、家族にとってもプラスになる側面があります。志望校選択の過程では相談の機会も多く、親子、夫婦間の意思の疎通が図られ今日の社会環境ではある種、家族が精神的に結束できる数少ないチャンスと言っても過言ではないようです。


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