保険会社と接触の多い職業の人々は、すでに個々の会社をあらゆる角度から評価しています。たとえば、裁判官や弁護士は、裁判所に登場する回数の多い保険会社はどこか、また、被害者を訴えたり、和解になかなか応じず、解決に長い時間がかかる保険会社はどこかということをよく知っています。修理工場も自然に、支払いの良し悪しを区別しています。また、自賠責を監督している運輸省は「特定の保険会社に苦情が集中している」と内情を明かし、これらの会社が「四天王」とか「御三家」などと呼ばれているようでは仕方ないと講演したそうです。できれば社名を公表してもらいたいところですが、今のところ明確な基準がないので、無理なようです。「御三家」の推測くらいは可能ですが、ここで保険会社名をあげることは控えます。しかし今後は、自由化による競争激化の裏側で、保険金の出し渋りもないとはいえません。私たちドライバーが保険引き受けや事故処理に対して「感謝している部分」「不満に思った事実」を具体的に挙げ、これらを数多く集めて保険会社についての評価を全体像として見えるようにする必要があります。すでにその時期にきているといえるでしょう。
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